やすすの御殿はまぁあんなもんでしょう。
あそこは弱肉強食で引き出し量が豊富かキャラがはまらないとそうは戦えません。
娘。だったろハローの中ではオチでも、あーいう場だと逆転してお姫様になってしまう難しさ。
もっともっと人生をエンジョイしていけば自ずとついてきますってことです。
6〜7年たってまだまだなんです。


次課長が出てまして、今年はよく見るねぇ。キム兄やんが手塩にかけて育ててきたのが収穫の季節を迎えられるといいなと。
マイナーものまねという瞬発系のネタはいい武器になってまして、あとは場に合わせたチョイスとそれだけのネタの質と量。
内Pでは内村狙いで香港映画ネタでつかんでるようにです。今日はもっといいチョイスがあったのではとも思います。


先週の放送室がようやく今年収録のものとなり恒例のM-1があって、芸人板の「芸人などのM-1の感想を聞いたら書き込むスレ」もこれで今年も終了。
http://tv7.2ch.net/test/read.cgi/geinin/1104109978/l50
やはり松本ので一番伸びてますし(これがなかなか来ないから荒れ出したりもした)、やっぱり僕ら的にはM-1イコール松本が何点をつけるのかっていうのは大きなファクターなのです。

で、松本の話の最大ポイントはネタのチョイス。
自分らがおもろいネタとウケるネタとの誤差ってのは誰もがあるのだが、場に合わせてそれをチョイス出来る芸人が売れる芸人。松本が言っていた「いやらしい話、賞取り用のネタってあるでしょ」っていうのは妥協ってわけじゃなく、場にあわせるテクニックということ。やりたいことをやる場と勝つための場はときに違う。
ドリームマッチで出ていた勝ち上がった芸人たちはあの条件の中でもきっちり自分らの色を表現し、ウケを取れるのは今のポジションがだてじゃない腕によるものである。ようするにわかっているのです。
千鳥と東京ダイナマイトの二組はファンからはすごく評価が高く、実際おもしろいしそのセンスを評価されたから決勝に進出もしましたが、決勝でのネタはファンからしたら「そこでそれは」と悔しさが残るものであり、そこで自分らのおもろいと勝つことの重なる部分をミスったのはまだまだであり8位9位の臭いプンプンとなってしまったのである。でもこの二組は間違いなくそこの合致点を持っているのだから来年はファンの思いを叶えてくれ!
笑い飯にしろこの二組にしろ、自分らのおもろで勝ち進んできたのだからそこは絶対突き進むべきでやはりあとは経験値なのでしょうね。それが一番。アンタッチャブルだって10年かかったからこそなのです。
笑い飯も02年のM-1の翌年に学祭等の営業でスベリ倒しながら、その中でチョイスする作業をしていった結果03年の改心の出来にいくついたのですから、去年1年って客でありまわりが甘くなってしまったとこがあるのではなんて思います。明らかに客ウケすぎ、共演者ほめすぎな感じがテレビでいくつかありましたし。そこでずれが生まれたかも。
この前チャンネル北野で見たオフィ北ライブでやばいぐらいに客がウケすぎてて、ちょっと怖くなったんですけど、そこでブレないことってのも経験とセンスか。
書いていて見事に落としどころを見失ってるんですけど、放送室といっしょで最後は「難しいなぁ」にいきついてしまいます。そこが100%わかればそんなラクな話はないのです。
ちっちゃいレベルですが自分もサイトの文章であり、ちびちびやってる大喜利でも自分のおもろいと結構ずれまくってますので。

ということでM-1について書いてた原稿がいまだに4組目ぐらいで止まったままであることに気づいたので逃げようと思います。