moukore2003-10-15

ではNumberの話でも。
(観る)スポーツ好きで雑文書き好きにとってはNumberのような文ってのは誰もが一度は憧れる目標である。
読んだ人がその選手、チームを好きになるってことは最高のことである。
競技に対してもそうだが、やはり人ですね。
一番おもしろいのは人だし、一番愛すべきものも人なのである。
Numberは学生の頃は2〜3年ずっと読んでいた時期がありました。サッカーとかうとい競技のときでも買ってました。
自分にとって一番覚えているのが桑田のインタビューである。
僕は今でもアンチ巨人である。
今はまぁ大人ですから、無茶な批判はしませんが厨房な頃はもう桑田なんて生理的に好かない、諸悪の根源ぐらいに嫌ってました。中牧の暴露本も買ったぐらいに。
ところがそこで読んだ桑田インタビューでは、ピッチング論やトレーニング論、すべての技術論が理路整然に語られ、そのひとつひとつに納得と感心をするばかりで圧倒されてしまった。
これはアンチとか言ってるのはアホだと。これだけのことを考えて実践している選手がどこにいるんだと、すっかりリスペクトする存在に変わると同時に、この話を引き出したインタビュアーってすげぇなぁとNumberマジックにはまりました。
以後、意識して読むようになると。


いまでもこうしてサイトで雑文を投下し続けているわけですが、一応心の奥底には自分の書いたもので対象を好きになってもらえたらという思いは込めております。
難しいね。難しい。生涯修行でやんす。


毎年出る日本シリーズ結果号に詳細解説というのがあって、3〜4人ぐらいの解説者が全試合のポイントとなった場面について細かい解説をしていくのだが、それがたまにやる大喜利全ネタ解説の元ネタ。全然違うんだけど気持ち的に。