ateさんもダイナマイトが染みてきたようでうれし。
強引な理屈を言えば、僕と仲良くなる人ならあれは好きなはず。
ビデオ見たいと言ってくれたので、自分も久々に見ちゃいました。
何十回と再生してたから劣化が始まってたよ。


昔のサイトでも当時書いていましたが、ほとんど同じことを書きます。
つっこみを「半肯定のつっこみ」と定義してました。
浜田以降のつっこみの主流は叩き潰すつっこみとなっていたので、ゆるめにボケを認めちゃうのは新鮮に映るとこはあると思います。
許すつっこみというのは、近いとこでいうとおぎやはぎもそうなりますが、おぎやはぎは二人の設定が友人なのでボケのわがままを許す理由もそこにあるのに対し、ダイナマイトのコントは初対面での不条理な行動を認めちゃうのがおかしさになります。
ネタで例えますと床屋のネタでパーマを勝手にあてられそうになりますが、普通なら拒否して次のボケにいくところをあっさりOKしちゃって、パーマのあてかたであったりいつの間にパーマあてるは前提としてストーリーが進んでいくと。
兄貴血だらけでの鼻血デブの暴言も最初は怒るが、押されるとあっさり受け入れちゃうと。
異常性を持つボケに関しては他のコンビと大きな差はないものの、それを拒否するものの受け入れる点がここのスタイル。


ダイナマイトのコントの設定はシンプルなものが多いです。
コンビニ、弁当屋、床屋、タクシーといったコントの王道的な設定が多く、血だらけのような出オチも含む奇抜な設定なものはあまりないです。
ありきたりの場所でのおかしな人との掛け合いが基本。


掛け合いで多いのは繰り返し。
かつて博士が実写版の漫画太郎と称したことがあるように、ゆるめな繰り返しがあります。
代表作である「肉まん」というネタがありまして、コンビニにちょっとおかしな人が肉まんを買いに来て、店ではちょうど切らしていて、肉まんくれ、ありませんのやりとりを変化つけつつ延々とやりとりするネタでした。


つっこみのフレーズがボケの入ったうまいのが多いので、その点でもつっこみに目がいくのでしょう。
その辺のセンスはすごくいいです。


好きなネタとして最近オンエアになったものでいうと、先生がポテト食ってることを「インターネット」と言い張るやつ。
あれ何でも使えますからね(もちろんチョイスのセンスはある)。99年頃ってネットを誰でもやり始めた時期で、釣りをやっててインターネット、パピコ食べてインターネットとかインターネットというものをうまく揶揄してました。


オチでいろいろ遊んでたのがあり、夢オチとか「この二人がのちの〜である」といったナレーションオチとかありました。


ここで一旦上げる。